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教材作成のポイント1 ー「高さ」の効果

 教材について考えることの一つに「高さ」がある。それは、教材に働きかける子どもたちの視点に立てば必要な手立てである。
 具体的に言うと、「高さ」を意識するということは、その教材そのものに集中するということだ。今日アップした教材の中にも「高さ」の要素が多くある。

五十音表(点字)

 写真は点字で五十音を打った教材である。このどこに「高さ」があるのかというと、それはパネルそのものである。子どもはこのパネルに手を置いた時に、机とは違ったものを捉える。パネルの中の情報がなんであれ、まずはその教材に意識が向く。
 何度もいうように、どの教材にもそれが「物」である限りは、「高さ」の要素があるように思う。それを知っておくとことは、子どもの支援者にとって大事な事だと考える。