教材作成ポイント2 -触りやすさを考える

教材を作成するにあたって気をつけることは実際に使う側を意識することだ。
何を当たり前のことをと言われるかもしれない。
しかし案外、その視点が欠ける。
今回は、触って心地よいと思えるポイントを一つ紹介したい。

そのポイントは「丸み」である。
具体的を示す。
特別支援の分野でよく使われるはめ板がある。
○の形枠の場合はやすりを使って表面の凹凸をなくしていく。
そして枠部分にも同じように「丸み」を作っていく。

特に、触覚を使って形の分類をする人を想定した場合触って、心地よくなかった場合、触りたくないと思ってしまう。
それではよくない。
なので、はめ板の部分も直角の溝では角ばっている部分が気になってしまう。

そこで溝の淵の部分に丸みをつくる。
そうすることで、はめ板の底に焦点が向きやすくなると考える。

教材作成のポイント1 ー「高さ」の効果

 教材について考えることの一つに「高さ」がある。それは、教材に働きかける子どもたちの視点に立てば必要な手立てである。
 具体的に言うと、「高さ」を意識するということは、その教材そのものに集中するということだ。今日アップした教材の中にも「高さ」の要素が多くある。

五十音表(点字)

 写真は点字で五十音を打った教材である。このどこに「高さ」があるのかというと、それはパネルそのものである。子どもはこのパネルに手を置いた時に、机とは違ったものを捉える。パネルの中の情報がなんであれ、まずはその教材に意識が向く。
 何度もいうように、どの教材にもそれが「物」である限りは、「高さ」の要素があるように思う。それを知っておくとことは、子どもの支援者にとって大事な事だと考える。