教材について考えることの一つに「高さ」がある。それは、教材に働きかける子どもたちの視点に立てば必要な手立てである。
具体的に言うと、「高さ」を意識するということは、その教材そのものに集中するということだ。今日アップした教材の中にも「高さ」の要素が多くある。
写真は点字で五十音を打った教材である。このどこに「高さ」があるのかというと、それはパネルそのものである。子どもはこのパネルに手を置いた時に、机とは違ったものを捉える。パネルの中の情報がなんであれ、まずはその教材に意識が向く。
何度もいうように、どの教材にもそれが「物」である限りは、「高さ」の要素があるように思う。それを知っておくとことは、子どもの支援者にとって大事な事だと考える。